こんにちは。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
土曜日は曇りで過ごしやすかったですね。
外気は金曜日から10度くらい下がってました。
異常気象ですね。
体調くずさないようにお気を付けください。
さて、掲題の件です。
ドル円(USD/JPY)がとうとう100円割り始めてきましたね。
かろうじて100円をキープしている感じですね。
よくNEWSで円高の理由を口をそろえて
『信用のある円が買われる』
このように報道されてますが
誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
景気悪い、給料も上がらない。
グローバル企業はそんなにない。
人口は減ってる。
こんな国の通貨のどこが信用あるんだと。
私もまわりからたまに聞かれることがあるので
簡単に記述してみようかなと思いました。
これは正確な表現では円の買い戻しにあたります。
信用があるので買っている訳ではありません。
信用がある通貨が買われるのならば
円など買わずに一人勝ちのドルが買われるはずです。
どういうことかといいますと
円は超低金利なのです。
借り入れするときに有利になります。
ですのでトレーダーは超低金利の円を借り入れて
海外資産などに投資するのです。
いかに信用があってもドルは金利が高いので
借り入れには不利です。
この行為は円売りという形になります。
円で借りて海外資産に投資=莫大な円売りの状態にあるってことです。
そして有事の際には海外資産の一旦のリスク回避
もしくは十分に利が乗ったら利益確定の為のポジション決済
このいずれかをするのです。
要するに円売りのポジションを閉じるので
円を買い戻す行為になるのです。
例えるならばこんな感じです。
企業が投資を行う=円売り
企業が現金化する=円買い
更に日本の個人には投資というものが根付いておらず
資産の大半を不動産(住居)か円預金の形で持ってます。
低金利でも安心安全の元本保証が好きなのです。
ほとんど利息がないにもかかわらず
ず~っと預金をしてくれるのです。
それが国債を安定的に買い支え、更なる低金利を呼び、
トレーダーたちの借り入れに有利に働いているのです。
そういう意味ではトレーダーにとっては低金利な安全資産な訳です。
円が買われると決まって
麻生氏がマネーゲームの~~とか言ってますが
そのマネーゲームの資金調達をしやすい状況を
作っているのは中央銀行の低金利ですがそれは棚上げです。
ちなみにですね。
その低金利で預金する預金者のせいでもあるのです。
要するに自業自得という皮肉。
個人の預金で国とトレーダーだけが儲
かる仕組みになっているってことです。
ですので決して買っている訳ではないのです。
売りポジションを手仕舞いして、一旦は資金を回避しているだけです。
ちなみにこれを円キャリートレードって言います。
私の説明は拙いので詳しくは検索してみてください。
ブログを一部ですが引っ越しました。
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