おはようございます。
ってか、すでにこんにちはですか。
とにかくご挨拶致します。

掲題の件
投資家の皆様には朗報です。

ブルームバーグの金融庁への取材内容ですね。
しかも局長が対応してます。
担当レベルではなく幹部が対応しているのです。そこが肝。

熟練の投資家の方からしたらやっとかという内容ですね。

私みたいな初心者には助かります。

国家が重い腰を上げたという内容ですね。



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では、早速なんですが内容はこちらです。


同庁の遠藤俊英監督局長がブルームバーグの取材に答えた。経験の浅い個人投資家や高齢者などへの過度な高リスク商品の販売は、本人が納得していた場合でも「問題がある」などと指摘。監視・監督強化のため運用会社や銀行、証券会社の経営陣にヒアリングを始めており、問題点などを共有する。

「2階建て」投信は株や債券での運用に為替取引などを乗せて収益拡大を狙うのが特徴で、日本株や米社債などをトルコ・リラなど高金利の新興国通貨建てで運用するものなどがある。野村証券や三菱東京UFJ銀行などの金融機関で広く取り扱っている。昨年は新興国通貨の対円での下落で多くの投資家が損失を被った。

遠藤監督局長は、こうした商品は「長期投資の精神と両立せず、疑問がある」と指摘した。「2階建て」の多くが採用する配当の毎月分配を約束した「毎月分配型」は運用が振るわずとも配当するため元本が減るリスクもある。局長はこれに関する説明不足も懸念した。同庁の調査では、個人向けでは毎月分配型が7割程度を占める。

金融庁では「2階建て」投信などの手数料の高さも問題視している。同庁は昨年の調査で、投信のガバナンスや商品開発に関連して「仕組みが複雑で高い手数料を得られる投信が多数提供されている」ことなどを問題点として指摘した。販売手数料だけでも4%前後となっているケースがある。

遠藤局長は「複雑な商品は説明が複雑で顧客も理解しづらい。言い過ぎかもしれないが、高い手数料を取るために売るんじゃないかと思ってしまう」と述べた。その上で「業界として長年のビジネス慣行をぜひ改めてほしい」と期待感を示した。

まあ、下記のブルームバーグのところから抜粋しまくりですけど
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-O2FKPY6KLVRD01.html
書いてある通りですね。

・リスクを説明して同意したとしても初心者や高齢者にリスク商品売るな
・手数料高いのをなんとかしなさ~い


マスコミを使った金融業界への是正勧告ですね。
そして守る姿勢がなかった場合は
『僕、事前に優しく言ったよね?』ってなるんでしょうね。

昔昔、どこかのプロ野球の監督が本人に言わずに記者に言って
記事になって選手が知るという手法がありましたがそれに近いですね。

ちなみに金融業界の特に銀行・証券会社は
他の業界と違ってとりわけお上には逆らえないので
これは業界の中では大事件なのかもしれないですね。
なんせ幹部中の幹部の発言なのですから。

投資家にとってはなによりの朗報なんですけどね。

マイナス金利と利益追求商品を規制された銀行はどうするんですかね?
長年のツケと言ってしまえば、それまでなんですが。

ひとつだけ言えることは私は銀行株は買わないってことです。


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